------------  NewBie’s  UNIX  No.1  --------------









 I n d e x


  1.  UNIXとは?

  2.  シェルとは?

  3.  ディレクトリの概念

  4.  UNIXのコマンド概要

  5.  Rootとは?

  6.  Permission

  7.  

  8.  





〜〜〜  UNIXとは?  〜〜〜








〜〜〜  ディレクトリの概念  〜〜〜











〜〜〜  シェルとは?  〜〜〜








〜〜〜  UNIXのコマンド概要  〜〜〜


ここでは、UNIXのコマンドの一部についてふれます。残りは、自分で 勉強しましょう。

ls  
現在のディレクトリ下にある、ファイルやディレクトリを表示します。しかし、 ただlsとしただけでは、ドットファイル(始めが ”.”で始まるファイル、 例えば、.xsession など。は表示されません。こういったファイルを 見たい場合は、
%ls -la 
もしくは
%ls -al 
と、オプションをつけ れば、表示することができます。このコマンドは、基本中の基本です。誰かの ファイルを盗み見たいな〜と思ったら、まず、どんなファイルやディレクトリが あるのかを見ないとなにも始まりませんから。
ls −la でファイルが画面に入りきらない時は、
%ls -la | more
または、
%ls -la | less
とすれば、順番に見ることが出来ます。

cat 
これは、対象とするファイルの中身を表示させるものです。ファイルの中身なんて エディターで見ればいいじゃん。と思うかもしれませんが、全ての環境でエディター が使えるとは限りません。例えば、telnetして、ファイルを見ようとした時 なんかは、そのサーバーでエディターが使えるかどうか分かりません。それと、この コマンドは、ただ単に、中身を表示するだけではなく、ファイルどうしをつないだり 新しいファイルを作ったりも出来ます。例えば・・・・。
telnetして、そのサーバー上で、おもしろいプログラムを動かしてみたい! なんて時には、プログラムをFTPで転送しても動かせますが、そんなことをすれば より多くの足跡が残ることとなり、自分がいたという痕跡をあとで消そうとする時に 面倒になります(何でそんなことするのかってのは、自分で考えましょう)。 そこで、出番となるのが、このコマンドです。
コマンドラインから、
%cat > hogehoge.c
と打てば、hogehoge.c というファイルを作ることができます。
上のコマンドを実行すると、hogehoge.c というファイルの中身(もちろん、これは今 作ったので中身は何もありません)が表示されます。そこで、コピー&ペーストで 目的の、おもしろプログラムのソースファイルを、張りつけます。そして、最後に CTRL + D を押せば、抜けられて、hogehoge.c ファイルの出来あがりです。 そのまま、gcc なり cc でコンパイルして、
%gcc hogehoge.c  または   %cc hogehoge.c  
エラーが出ずに、コンパイルが終われば、
%./a.out 
として、先のおもしろプログラムを見事実行できたわけです。最後は、忘れずに hogehoge.c を消してから、帰りましょう。
%rm hogehoge.c




その他、詳しくは初心者向けのUNIX解説本を参照してください。





〜〜〜  Rootとは?  〜〜〜


root とは、スーパーユーザーであり、全ての権限を持ちます。つまり、そのシステム の中ではなんでもいじり放題ということです。だから、新しいアカウントを作ったり ログファイルを勝手に消したり、なんてのは自由自在にできます。
もちろん、その管理下にある全てのユーザーの全てのファイルを、閲覧したり、消したり することも出来るわけです。
”root”というのも、一つのアカウント名です。つまり、ログインシェルから、 アカウント名 root で、そのパスワードを入れればログインできるわけです。しかし、 通常は、ルートになれるのは、あらかじめ、wheelと言うユーザーグループに 登録された、アカウントの持ち主のみです。





〜〜〜  Permission  〜〜〜


Permisson とは、その英語の意味の通り、”許し”ということで、ファイル やディレクトリに対する、読み、書き、アクセスの権限を表します。