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ここでは、UNIXのコマンドの一部についてふれます。残りは、自分で 勉強しましょう。 ls 現在のディレクトリ下にある、ファイルやディレクトリを表示します。しかし、 ただlsとしただけでは、ドットファイル(始めが ”.”で始まるファイル、 例えば、.xsession など。は表示されません。こういったファイルを 見たい場合は、 %ls -la もしくは %ls -al と、オプションをつけ れば、表示することができます。このコマンドは、基本中の基本です。誰かの ファイルを盗み見たいな〜と思ったら、まず、どんなファイルやディレクトリが あるのかを見ないとなにも始まりませんから。 ls −la でファイルが画面に入りきらない時は、 %ls -la | more または、 %ls -la | less とすれば、順番に見ることが出来ます。 cat これは、対象とするファイルの中身を表示させるものです。ファイルの中身なんて エディターで見ればいいじゃん。と思うかもしれませんが、全ての環境でエディター が使えるとは限りません。例えば、telnetして、ファイルを見ようとした時 なんかは、そのサーバーでエディターが使えるかどうか分かりません。それと、この コマンドは、ただ単に、中身を表示するだけではなく、ファイルどうしをつないだり 新しいファイルを作ったりも出来ます。例えば・・・・。 telnetして、そのサーバー上で、おもしろいプログラムを動かしてみたい! なんて時には、プログラムをFTPで転送しても動かせますが、そんなことをすれば より多くの足跡が残ることとなり、自分がいたという痕跡をあとで消そうとする時に 面倒になります(何でそんなことするのかってのは、自分で考えましょう)。 そこで、出番となるのが、このコマンドです。 コマンドラインから、 %cat > hogehoge.c と打てば、hogehoge.c というファイルを作ることができます。 上のコマンドを実行すると、hogehoge.c というファイルの中身(もちろん、これは今 作ったので中身は何もありません)が表示されます。そこで、コピー&ペーストで 目的の、おもしろプログラムのソースファイルを、張りつけます。そして、最後に CTRL + D を押せば、抜けられて、hogehoge.c ファイルの出来あがりです。 そのまま、gcc なり cc でコンパイルして、 %gcc hogehoge.c または %cc hogehoge.c エラーが出ずに、コンパイルが終われば、 %./a.out として、先のおもしろプログラムを見事実行できたわけです。最後は、忘れずに hogehoge.c を消してから、帰りましょう。 %rm hogehoge.c その他、詳しくは初心者向けのUNIX解説本を参照してください。 |
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root とは、スーパーユーザーであり、全ての権限を持ちます。つまり、そのシステム の中ではなんでもいじり放題ということです。だから、新しいアカウントを作ったり ログファイルを勝手に消したり、なんてのは自由自在にできます。 もちろん、その管理下にある全てのユーザーの全てのファイルを、閲覧したり、消したり することも出来るわけです。 ”root”というのも、一つのアカウント名です。つまり、ログインシェルから、 アカウント名 root で、そのパスワードを入れればログインできるわけです。しかし、 通常は、ルートになれるのは、あらかじめ、wheelと言うユーザーグループに 登録された、アカウントの持ち主のみです。 |
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Permisson とは、その英語の意味の通り、”許し”ということで、ファイル やディレクトリに対する、読み、書き、アクセスの権限を表します。 |